【金運】全国の金運UP神社5社厳選！神主がおすすめする神社を紹介

鳥取県日野郡日野町金持に座する金持神社（かもちじんじゃ）。近辺に3つの鉄山があったため、この地域を金持と呼ぶようになったのだとか。いかにもお金持ちになれそうな縁起のいい名前ですね！

創建は810年と古く、出雲の神官が伊勢神宮へと向かう旅の途中、お守りとして持っていた玉石が急に重たくなり、やむなくこの地に置いて先を急いだそう。それと時を同じくして、現宮司の先祖である梅林吉郎左衛門に宮造りをするよう神夢があったことで、その玉石を金持地域の氏神として祀ったと言われています。

ご祭神の天之常立命（アメノトコタチノミコト）は古事記に最初に登場する、かなり神格の高い神様であり、祀っている神社は全国的にも少ないのだそう。そんな希少性もあって、また、金（鉄）を持つ村ということから、商売繁盛や金運アップを求めて毎年多くの人が訪れます。

里山の小さな神社、といった立地の金持神社。鳥居から本殿には石段（およそ100段）があります。昇るときには、金運アップを祈りながら一歩一歩踏みしめて登りましょう。登りきったとき、清廉で厳かな空気に包まれて運気が上昇していくのが感じられるはず！また、宝くじの当選を狙う人は、縁起物として「黄色いハンカチ」を購入してみては。これでくじをふんわりと包んで神棚の上に置いておくと、当たる……かもしれませんよ！

佐賀県唐津市高島にある宝当神社（ほうとうじんじゃ）。もともとは、豊後の大友宗麟に仕え、後にこの高島に住んで地域住民のために力を尽くした野崎隠岐守綱吉（のざきおきのかみつなよし）という戦国武将の功績をたたえ、島の大権現として祀った神社です。

優しく誠実な人柄と勇力を持ち、海賊退治をしたり島の治安を守ったりと尽力して島民に愛され慕われた綱吉公。没後祀られると、島の塩産業が発展して豊かになったことから、商業繁盛などのご利益につながっています。

また、宝当神社のご祭神は、本来は武将。勝負事にも強いと言われ、宝くじやギャンブルだけではなく受験生などにも人気があります。

金運アップのお守りがズラリと取り揃えられていますが、購入するならぜひ「勝利をつかむ守」を！人生、ここぞのときにツキを引き寄せてくれるそうですよ。赤と黄色の二種類があり、赤はライバルや自分に勝つお守り、黄色はお金に関する勝利のお守りとのことですが、どうせならセットで購入し、いつ訪れるかわからないチャンスに備えておきたいですね。

南宮大社は岐阜県不破郡に座する、美濃国の一宮。創建については詳しい資料は残っていませんが、神武天皇の御代からと言われていますから、少なくとも2000年の歴史がある格式高い神社です。

主祭神は、金山彦命（カナヤマヒコノミコト）。鉱山の神様と言われ、さまざまな鉱物資源の恵みをすべて司っています。刀鍛冶、鋳物、貴金属業など金属製品に関する業種はもちろんのこと、宝石など金目のもの、そして実際のお金にもご神徳があるのです。そのため、金属に関する産業のみならず、商売繁盛や金運上昇のご利益があるとされるのもうなずけます。

また、金属で鎧や刀などの武具を作ることから、転じて勝負の神様とされ、必勝祈願のご利益もあるとのことです。

11月の金山祭りは、南宮大社ならではの特別なお祀りです。通称「鞴（ふいご）祭り」と呼ばれ、古くから伝わる刃物の鍛錬式が行われます。鞴（ふいご）で火をおこした炉から、真っ赤に焼けた鋼を取り出して、奉行3人が代わる代わる叩いて鍛錬。約30分後に完成した小刀が親善に奉納されます。普段見られない珍しい儀式なので、ぜひとも見たいですね。