十二支「午(うま)」の性格、恋愛傾向、仕事運、相性占い【四柱推命】

十二支の「午」は、陽気・俊敏・好奇心旺盛などの性質を備えています。本記事では、「午」の基本的な性格、恋愛傾向、仕事運、対人傾向、相性について紹介します。
目次
「午」の季節は「初夏の6月」
十二支の7番目の「午(うま)」。
十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「午」の担当月は6月。二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」と「夏至(げし)」の時期です。
担当時間は昼間11時〜13時の2時間。
時間を「午前、午後」で表すのは、十二支の「午の刻」を境にしているからです。

「午」はどんな性格?
「午」の基本性格

いろいろなことを知りたいという知的好奇心が旺盛な上に、頭の回転も人一倍速くて賢いタイプ。ただ、少しも堅苦しいところはなく、むしろ明るいおしゃべりで周りを盛り上げる陽気さや社交性が魅力です。裏表がなくオープンなので人気者にもなりやすいでしょう。興味が湧いたことには瞬時に動き出し、同時進行も得意で、ハイスピードでさまざまな知識や情報を得たり人間関係を広げていったりします。
一方で、じっくりとひとつのことに取り組んだり、ほかの人のリズムに合わせたりするのは苦手。ただ、それを気にせず自由に自分のペースで進むことができる楽観性と独立心の持ち主なのです。
「午」の恋愛傾向
恋愛を重く受け止め過ぎずに楽しめるタイプ。明るい雰囲気で話題の幅も広いので、自然と注目を集めて恋のチャンスも多めです。また、自分から誰かを好きになったときには、傷つくことを恐れずにアプローチできます。
ただ、長続きさせるのが苦手なので、自然と恋愛の数も多くなるでしょう。また、相手の生活リズムに合わせたり束縛されたりするのは苦痛に。自分からも恋人に余計な干渉をすることがないので、お互いが自由でさっぱりとした交際になることが多くなります。
「午」の仕事運
短期間で一気に進める仕事、瞬発力が必要とされる仕事で大いに活躍できます。ほかの人が躊躇することでも、サラッとやってのける場面もあるでしょう。ただ、ロングスパンの仕事では、少し雑になったり諦めやすくなったりすることも。
けれど、陰で地道な努力をする能力も持ち合わせています。マンネリや挫折を感じたときにその能力を発揮すると、仕事運は飛躍的に向上します。
「午」の対人傾向
どんなグループにいても、華やかな存在感でキラッと目立つタイプ。楽しくて軽快なトークが得意なので、話し始めるとさらに注目を集めるでしょう。
ただ、やや見栄っ張りなところがあったり、親しい人には喜怒哀楽をそのまま出したりするので気分屋の印象を与えることも。それでも、オープンで正直な魅力の方が上回り、恨まれず人気者になることが多いのです。
「午」と相性がいいのは?
十二支同士の相性は、現実的な側面(価値観、結婚後の生活、性生活など)における相性を示します。
相性がいい場合、ふたりの人生において発展性が生まれますが、相性が悪い場合には、感覚のズレが原因で生活面でうまくいかなくなることがあります。
「午」から見た相性相関図

一般的に、「午」と最も相性がいいとされるのは「未(ひつじ)」です。
その次に相性が良いのは、西洋占星術のホロスコープ的に見て、自分と120度の関係にある「戌(いぬ)」と「寅(とら)」とされています。
占いアドバイス
十二支同士で見る相性はとても簡易的なもの。四柱推命の広大で奥深い世界のほんの一部に過ぎません。たとえ結果が良くなくても、気にしすぎないで。
「午」と「子(ね・ねずみ)」の相性



お互いをライバル視しやすい相性。話し合うのは難しいので、役割分担をしてそれぞれにするべきことを進めて。すると、良い刺激を与え合えることもあるでしょう。また友達関係なら、グループで付き合うのが無難。恋愛になると頻繁にけんかをする可能性があります。どんな関係でも、基本的なパワーバランスとしては「子」のほうが強いので、「午」は譲れない部分はしっかり主張することが大切。
「午」と「丑(うし)」の相性



頭の回転が速くてスピーディーな「午」と、じっくりゆっくりと物事を進める「丑」。一緒に物事を進めると、イライラしてしまうことも多いでしょう。ある程度の距離があってこそ、お互いの長所や魅力を認め合える相性です。友達関係であれば、ふたりきりではなくグループで行動するほうが仲良くできるはず。無理に恋愛や結婚へと進めようとしないほうが、良い関係を保てます。
「午」と「寅(とら)」の相性



明るさや軽やかさがふたりの共通点で、一緒にいると自然と楽しい空気が生まれるでしょう。つい調子に乗ってしまうほどかもしれません。また、魅力も欠点もそのまま受け入れ合えるので、お互いに安心できます。知り合ったときから息が合い、一気に恋愛関係に発展することも。ただ、セックス相性が良いだけに、関係が曖昧にならないように気をつけましょう。
「午」と「卯(う・うさぎ)」の相性



普段は気楽な雰囲気で一緒にいられますが、意見が対立したときにはお互いに感情的になりやすい相性。特に友達関係や恋愛などプライベートなつながりになると、頻繁にちょっとした口喧嘩になるかもしれません。趣味など、共通の話題があると平和な関係を保ちやすくなります。また一緒に物事を進めるときには、「午」が手綱を握ったほうがスムーズです。
「午」と「辰(たつ)」の相性



似ている部分が多くて、お互いのことをスッと理解できるふたり。一緒にいて楽だと思える相性です。また、ふたりとも前向きなので、何があっても明るい空気が失われません。また、アクティブなのも共通点のひとつで、どんどん外に出て活動したほうが相性の良さを実感しやすくなります。恋愛では、「午」が「辰」を思いやりながらリードするのがポイント。
「午」と「巳(み・へび)」の相性



共通の趣味など一緒に楽しめるものがあると、お互いのよさが自然と引き出されて盛り上がる相性。ひとつの目標に向けて力を合わせることもできるでしょう。ただ、「巳」がこだわりたい部分に関しては、何の意味があるのか理解できなくてもそっとしておくのがポイント。また、継続したいことは「巳」に話してみると、くじけずに続けることができそうです。
「午」と「午(うま)」の相性



譲り合いや歩み寄りが必要な相性。とてもよく似ているからこそ、お互いの考えていることが手に取るようにわかるのですが、どうしてもライバル心が芽生えてしまいます。ちょっとしたことでも衝突しやすく、いったんぶつかると修復が難しくなるのも特徴。恋愛は一気に始まり短期間で終わることが多いでしょう。距離をおいた関わり方をするのがベストです。
「午」と「未(ひつじ)」の相性



それぞれの長所と短所がうまい具合に噛み合い、一緒にいると物事が発展する相性です。「午」が勢いよく物事をスタートさせたことを、「未」は壁にぶつかってもコツコツと進めてくれるはず。ただ恋愛関係になると、距離感が変化しやすいのが特徴。くっついたり離れたりしながらも縁が続いていくでしょう。「午」からの感謝や労いが絆を深めます。
「午」と「申(さる)」の相性



ふたりとも頭の回転が速くて話が上手なので会話は盛り上がるでしょう。ただ、いつの間にかお互いのアラの探し合いになったり足の引っ張り合いになったりすることもある相性。はっきりと顔や言葉に出さなくても、カチンとくる場面も。前向きで明るい言葉を使い、褒め合う会話ができると理想的です。恋愛では、違いに気づいたときに歩み寄り合う真心が大切。
「午」と「酉(とり)」の相性



臨機応変に動く「午」と計画を立てて行動したい「酉」では行動のリズムが合わないことも多いでしょう。時には、「酉」から厳しい指摘を受けることもありそうです。ただ、共通の目的を持っているときは、その刺激も成長に繋がります。また、恋愛は短期間で終わる可能性も。フレンドリーな付き合い方をすると長続きしやすくなるでしょう。
「午」と「戌(いぬ)」の相性



フットワークの軽い「午」がまじめで忍耐強い「戌」をリードしながら物事を進めていく相性。お互いの良さを活かして助け合い、共にパワーアップできます。どんなことも話し合いながら信頼関係を築けるでしょう。恋愛でも、お互いに自分にないものに惹かれ、セックス相性も良いので関係が続きやすいはず。ただどんな関係でも、いったん「戌」を怒らせると破綻するので気をつけて。
「午」と「亥(い・いのしし)」の相性



違う部分が気になって、つい対立してしまいやすい相性。お互いを理解しようとすると疲れてしまうでしょう。ただ、共通のゴールができるとしっかりと協力できるしパワフルに物事を進めていける相性でもあります。つかず離れずの距離を保ち、ここぞというときに協力するのがベスト。恋愛面では、「亥」の一途さを理解することが関係を築くカギです。
六十干支の中に「午」は5種類
十干と十二支が組み合わさることで、全60種類の「六十干支(ろくじっかんし)」が形成されます。この六十干支は、それぞれが陰陽の性質と異なる特徴を持ち、細やかな個性を生み出します。
六十干支リスト

この中で「午」の性質を持つ組み合わせは5種類。異なる十干の影響を受け、同じ「午」であっても少しずつ違う性格や運勢が現れます。
↓こちらのページで、ご自分の六十干支を確認してみましょう(自動計算あり)。